消費生活相談




2021.5.19
「詐欺サイト」でのトラブルが急増!
事例1「インターネットで注文し、指定口座に振込をしたものの商品が届かない。」
事例2「市価よりはるかに安価でブランド品が販売していたので注文したが、届いた商品は偽物だった。」または「注文した商品とは違うものが届いた」というトラブルが急増しています。中には有名なブランドロゴを盗用した偽サイトで購入してしまったと思われる事例もあります。




消費者へのアドバイス

口座に振り込んでしまった金銭の返還を求めるのはとても困難です。このような詐欺サイトは、振込口座が「個人名」や「サイト運営会社の名前ではない」のが特徴です。少しでも不審に感じたら振込するのはやめましょう。
格安の販売価格で消費者を誘い込む手口は、偽サイトの典型的な手口です。極端に安い価格の場合は疑いましょう。
注文した商品が偽物や違う商品が届いた場合、広告通りの商品の引き渡しを請求することができます。しかし、相手に連絡が取れない場合、または、対応しない場合は当事者だけで解決することができませんので、クレジットカード会社や、代引きであれば宅配業者の決裁担当部署へ相談してみるのも一つの方法です。
多くの相談は電子広告をきっかけとしています。有名なSNSや検索サイトだからといって安心せず、購入前に販売事業者を注意深く確認しましょう。
トラブル解決には、サイトの情報やメールでのやり取り、送り状など、トラブルに関する情報が必要です。記録を残す習慣をつけましょう。

※参考サイト

有名なブランドのロゴを盗用した偽の通信販売サイトなどに関する注意喚起 | 消費者庁 (caa.go.jp)