学校紹介

ごあいさつ

令和5年4月1日付けで学校長に就任いたしました。

本校は、恵まれた自然環境の中で思いやりに満ちた「人間愛」と時代の変化に対応し、主体的に専門性を発揮できる「創造」を理念に、地域住民の健康と福祉に寄与できる看護師育成を目的に平成6年4月、多治見市・瑞浪市・土岐市・笠原町の3市1町により設立されました。

これまで27年に渡り870名あまりの看護師を社会に送り出して参りましたが、令和7年3月末日をもちまして閉校することとなりました。閉校まであと2年となりますが、教育体制を変えることなく、教職員一同、最後まで万全の体制を整えて教育活動を進めて参ります。

学校長  清水 そのみ

教育理念

本校は、「人間愛と創造」の精神に則り、地域住民の健康と福祉に寄与する看護師を育成することを目的に設立されました。「人間愛」とは、やさしさや思いやり、慈しみの心であり、看護の基盤となるものです。また、「創造」とは、新しいものを取り入れ、経験知を生かし、一人ひとりにあった適切な看護を考え、主体的に行動することであり、社会の変化に応じて看護の役割を担う職業人となるために必要なものです。 教育においては、学生の個性を尊重し、学生一人ひとりの能力を最大限に発揮できるように支援し、専門職業人として自己研鑽に努め、誇りや夢を持って看護の発展に貢献できる人材の育成を目指しています。

教育目的

教育基本法の精神に則り、学校教育法及び保健師助産師看護師法の規定に従い、看護師になろうとする者に対して必要な知識、技術及び態度を教授し、社会に貢献できる有能な人材を育成することを目的とします。

教育目標

  1. 人間を統合された存在としてとらえるとともに、環境と相互作用する生活者として幅広く理解できる基礎的能力を養う。
  2. 人間に対する心のこもった関心とともに、共感的態度及び倫理に基づいた看護実践ができる能力を養う。
  3. 健康上の課題に対応するために、科学的根拠にもとづき健康や障害に応じた看護実践ができる基礎的能力を養う。
  4. 健康や障害の状態に応じた看護を実践するための基礎的能力を養う。
  5. 保健・医療・福祉制度と他職種の役割を理解し、チーム医療の実践とともに社会資源が活用できるよう調整するための基礎的能力を養う。
  6. 専門職業人として最新知識・技術を自ら学び続ける基礎的能力を養う。

沿革

平成6年4月、地域の看護水準の向上を願って、東濃西部広域行政事務組合(多治見市・瑞浪市・土岐市で構成)が設立した公立の学校です。

准看護師が看護師を目指して進学する2年課程・昼間定時制の看護専門学校として27年の歴史を持ち、870人を超える卒業生は、看護の実践者として、看護教育の指導者として活躍しています。